デパケン DEPAKINE 200mg 40錠

¥ 2,703 税込

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商品コード: THT200

関連カテゴリ

  1. 癲癇(てんかん)
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てんかん発作をふせぐお薬です。また、躁病の治療や、片頭痛の予防にも用います。
てんかんは、脳の神経の電気信号が過剰に発射され、意識障害やけいれん発作を繰り返す病気です。

躁状態がひどくなると、落ち着きがなくなり、妙にはしゃいだり、怒りっぽくなったり、行動がエスカレートしてきます。ときに、家庭や社会で大きな問題を起こしてしまう病気です。

このお薬は、そのような躁病や躁うつ病の躁状態の治療に用います。

脳の神経をしずめて、気分の高ぶりをおさえ落ち着かせます。

比較的新しい抗てんかん薬で,広い適応症を持っています。脳内GABA(ガンマアミノ酪酸)濃度,ドパミン濃度を高めて脳内の抑制系を賦活(活性化)し,けいれん発作を防止すると考えられています。

■用法

通常、1日量バルプロ酸ナトリウムとして400〜1200mgを1日2〜3回に分けて経口服用する。ただし、年齢、症状に応じ適宜増減する。

■製造元

SANOFI AVENTIS, S.A.

■製造国

SPAIN

発送国

タイ

この商品のレビュー ★★★★★ (1)
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  • 2011/04/12 けいたろうさん ★★★★★

    断酒補助薬アカンプロサート

    3.薬を適時利用する
     アルコール依存症の人の治療において薬物治療は補助的な位置づけとなっている。
     1) 断酒補助薬アカンプロサート
    (レグテクト)
    平成25年にアカンプロサートという
    アルコール依存症の人に使える薬が発売された。毎食後に2錠ずつ服用し、1日約300円、3割負担で約90円(平成29年4月現在)である。  アルコールには興奮に関わるグルタミン酸を抑制し、鎮静に関わるGABAを完進する作用がある。長期間飲酒を続けるとグルタミン酸が増加してしまうため、飲酒していないと興奮気味となり飲酒して安定させようとする。飲酒したら落ち着くではなく、飲酒し続けているために落ち着かなくなり、飲まざるを得なくなる。アカンプロサートは、酒の代わりにグルタミン酸を抑制し飲みたいという衝動を減らしてくれる薬である(ただしグルタミン酸以外の作用も影響しているという異論もある)。 比較的効果もあり、1年間で飲まずにいられた日をプラセボ173曰くアカンプロサート223日と増やしてくれる。  この薬は、使って効果を感じる大と、全く効果を感じない大に分かれる。しかし、この薬が出たということはアルコール依存症の大の治療にとって極めて大きな意味を持つ。A)「まともな」薬物治療ができるようになった 今までは、シアナミドやジスルフィラムなどの抗酒薬が治療に使われることが多かったものの、抗酒薬はアルコールを分解させない薬で飲酒したら気持ち悪くなり、飲みたくなっても恐怖心からブレーキが掛かるという薬である。 アルコール依存症は意思が弱いからではなく、 飲みたいという強い衝動 昨日も飲んだから今日も飲むという常同性 の病気という説明をしながら、 実際の治療は飲めない体にして飲まないように我慢することしか出来なかった。 もちろんその他の治療、自助グループや精神療法や行動療法あるいは抗うつ薬・睡眠薬・気分安定薬などを使って治療はしていたものの十分ではなかった。 断酒補助薬アカンプロサートは、効果的に十分とは言いがたいものの「飲みたい」という衝動、常同性を少しでも改善させてくれる薬が使えるようになったのは、アルコール依存症の人に対して「まともな」薬物治療が可能になったと言っても過言ではない。B)「脳の病気であり、薬の力も借りながら治療していく病気」と説明しやすくなった  A)に通じるものの、脳の病気であることを、自信を持って説明することができるというのは非常に大きい。もちろん脳の病気だからといって、薬を飲むだけで本人が何もしなくていいというわけでは決して無い。

    2)抗酒薬シアナミド、ジスルフィラム
      シアナミド(一般名シアナマイド)、ジスルフィラム(一般名ノックビン)はアカンプロサートのように飲みたい気持ちを抑える薬ではなく、アルコールの分解を阻害することで飲酒すると「2日酔い」状態となる薬である。  「飲めない身体になった」と飲酒を思いとどまるにとが多い)。  この2つの違いは、シアナミドがジスルフィラムに比べて、 ・体から抜けるのが早い(半減期40-80分vs6-9時間) ・効くのが早い(効果発現時間5-10分vsl2時間) ・毎日飲む必要がある(持続時間1日vs数日) ・液体(液体vs粉、両方とも錠剤は無)  という特徴がある。 シアナミドは、即効性があるものの持続時間が短いため、飲みたい衝動か出てきたときにその場で飲む使い方ができる一方で、毎日飲まないといけない。 ジスルフィラムは、即効性は無いものの持続時間が長いため、家族が毎日見ることができない人に向いている一方で、「飲みたい」という突然の衝動への対応が難しい。 朝に家族の前でジスルフィラムやシアナミドを服用し、急に飲みたいという衝動にかられたときにシアナミドを追加で服用するというのが、一般的な飲み方である。  といっても、アルコール依存症の飲酒欲求は、普通の人の「飲みたい」という気持ちとは全く異なり、「飲まざるをえない」「気がついたら飲んでいた」というレベルのもので、抗酒薬を飲みながら飲酒してぶっ倒れて救急車で運ばれたり、朝に抗酒薬ではなくアルコールを飲んでしまったりすることが良くある。 
    3)気分安定薬 適応外使用ではあるものの、気分安定薬の一部にアルコール依存症の治療に効果があるといわれているものがある。 バルプロ酸(デパケン)、カルバマゼピン(テグレトール)、トビラマート(トビナ)、ゾニサミド(エクセグラン)は、飲まない日を長くしたり、大量飲酒の日数を減らしたりするなどある程度の効果があると言われている(今後データが増加し否定される可能性もある)。これは仰うつ状態や噪状態などの気分の変動の改善効果と、アカンプロサートと同様にグルタミン酸やGABAへの影響から、症状が改善するという可能性が指摘されている。  またリチウム(リーマス)などの代表的な気分安定薬も、飲酒に双極性障害やうつ病などの気分障害の影響が大きい際には効果が期待できる。ただしアルコール依存症のうつ状態の多くは、飲酒によって引き起こされたうつ状態であり、薬物治療による効果は低く断酒の方が効果は高いことが多い。
    4)状態に合わせて使う薬
     不眠:睡眠薬 うつ状態、強迫:抗うつ薬や気分安定薬 不安:抗うつ薬や抗不安薬 離脱:抗不安薬 興奮、強い不安:抗精神病薬 しかしいずれも飲酒をしていない状態での服用が原則であり、連続飲酒中の大や肝機能障害が強い大には使うことは慎重にした方が良い。 毎日大量に飲酒している大が、様々な薬も服用しアルコールと薬で酔っぱらった状態になるのは、死の危険が高まるのみで、治療とは言えない。
    4.自助グループに毎週参加
     アルコール依存症の人の治療において、最も効果を発揮するのは自助グループである。依存症の自助グループとしてAAと断酒会がある。 アルコール依存症の人の心理や孤立感を、周囲の人が理解するのはなかなか難しい。 アルコール依存症という病気と分かっても、「気持ちの問題」「飲まなかったらいいだけじゃない」「時々は飲んでもいいのでは?」 などと思われてしまう。 この思いは周囲の人や家族が抱いていることは多く、医療関係者ですら抱いていることもある。  また、断酒を続けているアルコール依存症の人が、再飲酒してしまう誘因として、周囲の人から勧められたことによるものが意外と多い。頑張って断酒していても周囲の人は以前から良く飲んでいたとことを知っているため、「飲まないの?」「飲みなよ」 と勧め、「医師から飲んじやダメと言われている」 と断っても、「ちょっとくらいなら大丈夫だよ」「いいから飲め!」 と無責任に勧めてくることが多い。  こういったこともあり、自助グループにつながった人たちは回復しやすい。毎週(毎日)のように仲間で集まり、「飲まずに頑張ろう」  とお互い励ましあい、ときに失敗をしても、責められず暖かく迎え入れられ、また頑張るためのエネルギーをもらうことができる。 回復のためには家族が支えるだけで十分と思うかもしれない。しかし、アルコール依存症の人は飲んでしまったとき、「家族のために頑張ろう」 と、また回復の道を歩む人もいれば、「家族に中し訳ない」「またやってしまった自分はだめな人間だ」  と、自責の念から、アルコールの世界にますます入ってしまう人もいる。 後者の場合には、自助グループの仲間たちを思い浮かべ、「自分だけじやなくあの人たちもがんばっている」  と言う気持ちから、飲酒を止め、断酒を続けることが出来るようになる。  もちろん、すべての人が自助グループで上手くいくわけではない。みんなで集まって話をするということに意味を見出せない人、自助グループの独特の雰囲気に馴染めない人がいる。しばらく我慢して定期的に行けば、殆どの人はその価値を見出し、そこでの居場所を見つけることができ安定していく。 いずれにしてもアルコール依存症は、薬や精神療法などの効果よりも、自助グループや継続的な生活の支援が効果的である事は間違いない。




    【コラムAAと断酒会の違い】
     アルコール依存症の治療において最も効果を発揮するのは自助グループであるものの、導入するまでが人変である。それは、本人や家族が意味を見出せないだけでなく、自助グループは普通の社会とは異なる独特の雰囲気に抵抗感を抱く人が少なくない。 では実際にどんな雰囲気なのか。 私は断酒会3か所、AA4か所しか見ておらず、こういったグループは中心メンバーの人柄の影響を受けるため、以下はあくまでも個人的な印象である。 この「神」という言葉に反応して、「自分は無理だ」と感じる人が結構いる。もちろんキリスト教や何らかの宗教の勧誘が行われることは全く無く、もしもあったらAA本部に連絡した方が良い。 「神」とはキリスト教の神という存在ではなく、自分の力を超えたものを象徴する言葉であり、だめな自分を受け入れ、見守ってくれる存在という意味合いのものである。 その存在を認め受け入れるという作業は、 気負い過ぎ 「自分が全部やる」 「自分がしっかりしなくてはいけない」 「誰も分かってはくれない」 と感じ、孤立し、アルコールの伊界に入っていく人たちが回復に向かう力になる。  しかしどうしても「宗教臭さ」「うさんくささ」は感じてしまうため、慣れるまでしばらくの間、自分のため・家族のためと思い我慢しないといけない人たちは存在する。 

    2.断酒会  AAを参考に日本人が始めた自助グループであり、AAに比べて宗教臭さは少なく、みんなで集まって「酒をやめるぞ?!」「お?!」という体育会系のノリが強い。  AAは自分と「神」との関係を意識するのに対して、断酒会は自分と仲間との関係を意識することが多い。体育会系のノリや上下関係に対して嫌悪感を持つ人は導入が難しいことが良くある。  もちろん不条理な命令や強要はなく、慣れると心地よい感覚に包まれ、毎週仲間に会いに行くようになっていく。 どちらが良いかは、 近くで開催されているミーティングが何か? そのミーティングの中心メンバーとの相性はどうか? という現実的な問題と、 ちょっと宗教じみた雰囲気をどう感じるか? 体育会系のノリや上下関係をどう感じるか? ということが影響する。  印象では、体育会系の部活にいた人、同じ会社で長く勤め人物評価が良かった人、人付き合いが好きな人、面倒見のいい人は断酒会が合いやすく、「神」という感覚がすんなり受け入れられる人、知的で1人考えることが好きな人、1人を愛する人はAAが合いやすい。
    5.アルコールだけでない自分の問題に向き合う・自分の考え方や生き方の癖に気がつく ・上手なストレス発散を身につける ・感情表現の練習 ・対人関係の練習  これらの自分の問題に取り組む必要がある。  アルコール依存症の人の家族が良く言うセリフとして、「お酒さえ飲まなければいい人です」「本当はいい人です」  などがある。 実際は違う。 アルコール依存症の大たちの最大の問題は、 平気で嘘をつくことである(参照:コラム嘘をつく大)。 お酒を飲むためにありとあらゆる嘘をつく。飲む前に嘘をつき、飲んだ後も嘘をつく。「お酒さえ飲まなければいい人」と言うのは間違いで、 飲酒をするという目的のために家族や仲間を裏切る・嘘をつく 自分のことを人事にしない 自分の感情や意思をうまく表現できない 普段は我慢をしてストレスを溜めお酒を飲むことで爆発をさせる そういった生き方・考え方・行動パターン、そのものに問題がある。 お酒を飲まなければ良い人ではなく、お酒を飲むこと以外にもいっぱい問題がある人。それに本人と家族が気づき、受け入れ、治すための努力をしていかなければ回復は進まない。 これらは診察だけでなく、グループワークやディケアなどを通して少しずつ気がつき変わっていくことが多い。
    6必要に応じてディケア 普通の精神科病院にはアルコール依存症の専門のディケアはないため利用者のほとんどは統合失調症の人である。そのため普通の精神科病院ではディケアはあまり利用しないものの、再飲酒し生活が乱れたときの生活の立て直しのために利用することは良くある。 毎朝少なくとも二日酔いではない状態で行き、昼間は飲まないで夕方まで過ごし、他人と一緒の時間を過ごす。こういった規則正しい生活を続けることで、生活を立て直すことができる。 またある程度の期間継続して利用したときには、人間的に成長したり達成感を得て自信をつけることも良くある。
    7.グループワークと疾病教育「酒を飲みすぎる病気」「酒を減らしたらいいだけ」「自己中心的」「気持ちの問題」  などと、アルコール依存症に関する誤解は数多くある。アルコール依存症に対する正しい知識を本人・家族が持つことが回復へつながっていく。  またアルコール依存症の人は飲酒をするだけでなく多くの問題を抱えている。コミュニケーション能力の向|ン感情コントロール能力の向上などのグループワークを必要とする(参照第二章5.アルコールだけでない|シ|分の問題に向き合う)。 しかし疾病教育やグループワークはアルコール依存症の人が複数人必要で普通の精神科病院では受けることが難しい。ビデオや本を元に疾病教育をするのが限界であり、診療報酬上の報酬を得ることは難しく病院の無償の治療行為になる。その点でも普通の精神科病院のアルコール依存症を治療する力は専門病院に全く及ばない。 病院ではできない場合は、ネットや本を参考にアルコール依存症についてしっかりと勉強をする必要がある。